現代の日本において「非正規が結婚できない」という現象は、社会中で注目されているテーマの一つです。
とくに派遣社員として働く女性たちは職業選択の自由度が高い一方で、結婚に対するプレッシャーと向き合っています。
このブログでは、派遣社員として働く女性が抱える結婚にまつわる複雑な状況について深く掘り下げていきます。
また、結婚に至った成功事例や、婚活のための具体的な行動指針についても言及し、派遣社員の女性がより良い未来を切り拓くための道筋を示していくことを目指します。
本記事を通じて、派遣社員として働く女性たちが結婚への道を前向きに考えるきっかけとなれば幸いです。
7年間の婚活期間を経て、50歳目前で年下女性との「年の差婚」を実現しました。
このブログでは日々婚活アドバイザーとして勉強しながら、ハイスペックでなくても、努力次第で幸せな結婚ができることを、自分の経験を通して伝えるため立ち上げました。
派遣社員として働く女性が
結婚できない理由
派遣社員(非正規)として働く女性が結婚できない理由は、社会的なイメージや雇用の不安定性、周囲の反応など多方面にわたります。
これらの要因が結婚に対する障壁となり、あなたの恋愛や結婚の選択肢を狭めているのです。
派遣社員として働く女性の
結婚についての社会的イメージ
派遣社員の女性に対する社会的イメージは、未だに厳しいものがあります。
昔まで派遣社員といえば専門職で、スキルのある人がなるものでした。
しかし現在の派遣社員の多くは、一時的な労働力として雇用の調整弁と見なされることもあり、安定した未来を約束できない存在と考えられています。
このような環境はあなたが結婚に至ることを難しくしています。
正社員に比べて、収入が不安定であったり、雇用形態による職業的地位の低さが、結婚相手を見つける際の障害になることも少なくありません。
ワタナベウェディングが2019年既婚男性に行った意識調査によると
Q. 配偶者(妻)に働いてほしい、または働き続けてほしいですか?
という問いに
「はい」・・・71.5%、
「いいえ」・・・28.5%
という結果になり、リーマンショック・コロナ禍を経て、7割以上の男性が女性に経済力を求めていることが顕著に現れています。
また、働き続けてほしいと答えた71.5%の男性を対象に、妻に希望する雇用形態について尋ねてみたところ、
1位 正社員(一般社員):
50.2%
2位 アルバイト・パート:
31.8%
3位 自営業・フリーランス:
7.7%
4位 契約社員:
4.5%
となりました。
このように一部の男性は、非正規雇用の女性に対して経済的な不安を抱く場合があり、これが結婚を遠ざける要因となっています。
さらに、周囲の期待や結婚へのプレッシャーも影響し、結婚をためらう理由となることもあります。
非正規雇用であることが
結婚に与える影響
非正規雇用として派遣社員で働くことは、結婚においてさまざまな影響を及ぼします。
主な要因として、安定した収入や生活基盤が整っていないことが挙げられます。
このような状況では、結婚後の生活に対する不安が大きく、恋愛関係にも影を落とすことがあります。
日本労働組合総連合会の「非正規雇用で働く女性に関する調査2022」にて、配偶者(事実婚・同性パートナーを含む)の有無を初職の雇用形態別に調査したデータがあります。
これによると、正規雇用だった女性では配偶者が「いる」が63.6%、「いない」が36.4%となりました。
非正規雇用だった人では配偶者「いる」がわずか34.1%、「いない」が65.9%と、初職の雇用形態で配偶者がいる人の割合に大きな差がみられています。
さらには子どもの有無にも同じように雇用形態による大きな差があり、非正規雇用の女性には第一子出生が起こりにくくなっています。
派遣社員の社会的地位と
結婚に対する周囲の反応
派遣社員としての社会的地位は、結婚に対する周囲の反応にも大きな影響を与えています。
結婚を考える際、あなたは自分の職業が周囲にどのように見られているかを気にしたことはありませんか?
そして自信を持てない自分がいるのではないでしょうか。
さらに結婚を報告する場面では、会社や周囲が否定的な反応を示すこともあります。
例えば、相手の親があなたの雇用形態に否定的であった場合、結婚を認めてもらうのが困難になることもあります。
さらにあなた自身の派遣就業先でも、今後の出勤に影響することを懸念され、就業を継続することをためらわれるかも知れません。
婚活中の派遣社員女性がやるべきこと
婚活中の派遣社員女性がやるべきことには、意識的な行動や戦略が必要です。
自身の立場を理解し、積極的にアプローチを行うことが、結婚のチャンスを広げるカギとなります。
40代非正規雇用女性が婚活で成功する方法
40代の非正規雇用女性が、婚活で成功するために行わなければいけないことは多岐にわたります。
あなたにとって出産が難しいものであるなら、初めから子どもを希望しない男性に絞って相手を探すのも良いでしょう。
再婚や、子連れ男性などもターゲットに含めてもらうよう、相談所のカウンセラーにお願いしましょう。
また、婚活イベントやオンラインマッチングを利用し、年齢や職業を気にしない男性との出会いの場を増やすことも有効です。
この年代では、成熟した魅力や安定した自分を見せることができ、相手に安心感を与えることができます。
さらに、具体的な理想のパートナー像を持ち、アプローチの際にエネルギーと情熱を込めることで、成功の確率を上げることができます。
男性から見た派遣社員女性の
婚活・結婚
男性から見た派遣社員女性の婚活や結婚に対するイメージや考え方も重要な要素です。
雇用形態がどのように影響を与え、どのように受け入れられているのかが、結婚における選択に大きな役割を果たすからです。
婚活で派遣社員の女性は男性にどう映るか
婚活における派遣社員の女性に対する印象は、男性によって様々。
経済的余裕のない男性は、派遣社員の女性に対して不安を抱くことがあります。
派遣社員という雇用形態は、安定性に欠けるとの見方から、結婚相手としての適性に疑問を持つ場合があるのです。
しかし、このような男性をあなたからも除外してしまうのは非常にマイナスです。
逆に多様な雇用形態がある中で、派遣社員として働く女性の魅力を理解してもらうことが大切。
なんといっても派遣社員は柔軟な働き方ができ、子育てにや家事分担においても男性の負担を軽減させることができます。
さらには他の職場での経験を持つことから、人間的魅力やスキルを評価されることもあります。
このように、婚活においては派遣社員のあなたがどのように自分をアピールするかが、男性の印象に大きく影響する要因となるのです。
派遣社員でも
結婚できる理由と成功事例
ここまでは非正規雇者(派遣社員)が結婚に向けて婚活する際のデメリットを見てきました。
ですが時代背景や社会の変化に伴い、成功事例も増加しています。
ここからは派遣社員が婚活する際のメリットを見てみましょう。
派遣社員が婚活するメリット
近年、労働市場においては、フレキシブルな働き方が重視され、多様な職場環境が提供されています。
これにより、多くの派遣社員は自分のライフスタイルやキャリア目標に合わせた働き方を実現しています。
就業先によっては結婚後の子育て環境において、勤務時間など自由に希望することができ、周囲への配慮も最小限で済みます。
また、派遣社員は多様な会社や業種で働くため、出会いの機会も広がります。
このように、異なる職場での経験を通じて、幅広い人脈を築くことができ、恋愛や結婚の選択肢が豊かになるのです。
さらに、仕事とプライベートのバランスを容易に調整できることも魅力の一つです。
こうしたメリットを活用し、結婚を成功させた派遣社員も数多く存在しています。
結婚相談所で非正規雇用女性が
成功するコツ
結婚相談所で成功するために、最初にあげられるのは、とにかく若いうちに婚活を始めることです。
非正規雇用(派遣社員)であることが、結婚市場では大きなハンデになることは、数字がはっきり示しています。
女性の若さというのは男性から見て相手を選ぶ重要なポイントで、プロフィールに気になる点があっても若ければ見過ごされます。
また、35歳を超えてしまうと子どもを産むことを考えて男性から選ばれにくくなります。
そして大事なのは、自分の総合的な婚活スペックを客観点にみて、高望みをしないことです。
相談所のカウンセラーに自分の理想のパートナー像や結婚に対する希望を明確に伝えます。
そして
「年収は500万以上」
「専業主婦になりたい」
「身長は自分より5cm以上」
など、自分の婚活スペックにおいてどこまでが相手に望めるのか、コミュニケーションを密にしてプロの意見を取り入れていきます。
更には、結婚相談所が主催する婚活パーティなどに有休などを利用して出会いの場を積極的に利用、多くの人と接することで良縁を引き寄せるチャンスを増やすことができます。
派遣社員であることをネガティブに捉えず、自分の職場環境や働き方を前向きに説明することで、結婚相手に良い印象を与えられます。
派遣社員でも結婚できた女性の具体例
派遣社員として働きながらも、幸せな結婚を実現した女性の具体例は、多くの希望を与えます。
ある35歳の女性は、残業のない派遣社員としてのメリットを活かし、スポーツジムやヨガに通い自分磨きを怠りませんでした。
また、婚活イベントや結婚相談所を利用する中で、ハイスペ男性が好む配偶者像を学んでいきます。
あるとき派遣会社から就業先変更の依頼があり、悩んだ末に彼女は慣れ親しんだ職場から転属を決めます。
しかしそこでクオリティの高い出会いの機会を得るのです。
そのお相手男性とは、派遣先に出向していた同じ派遣会社の正社員。
彼女に対して1日も早く業務に慣れるよう、派遣会社の社員として親身になってくれたのがきっかけでした。
彼が派遣先への出向を終え、派遣会社に戻るタイミングでプロポーズされたといいます。
彼女の成功談は、派遣社員であってもポジティブな心構えを持ち続け、婚活を継続することが重要であることを教えてくれます。
派遣社員であることが障害になるのではなく、新しい人生を築く一歩として活用したのです。
次の38歳女性も、残業が少なく休みも取りやすいという、派遣社員のメリットを活かして婚活に成功した例です。
彼女もやはり仕事が終わったあと、ほぼ毎日スポーツジムで汗を流していました。
ズンバなど主にエアロビ系のレッスンに出ていた彼女でしたが、声をかけてくれる男性がいても既婚者が多く、良縁には恵まれませんでした。
そんな中、会社で同じ派遣会社の仲の良い同僚が、結婚相談所で理想の男性とめぐり逢い、結婚したことを知ります。
同僚に同じ結婚相談所を紹介してもらい、タイミングを見計らって彼女も入会をしました。
その相談所はカウンセラーのサポート力が高く、成婚率が高いことを謳う結婚相談所。
婚活カウンセラーのアドバイスを素直に取り入れ、相手の年齢を10歳年上までは許容することにしました。
その結婚相談所では入会してからの3ヶ月間が、1番お見合いの申込みがあり、これを「入会ラッシュ」というのだとか。
そのことを事前に教えられていた彼女は、会社の繁忙期を避けて休みの取りやすい時期に入会をしたのでした。
そして3人目にお見合いをした44歳の派遣社員の男性と、仮交際から真剣交際になり、念願の成婚退会へと進むのでした。
彼女が40歳になるまで妊活をして子宝に恵まれなければ、諦めるということで意見も一致しました。
お互いが派遣雇用のため経済的に余裕があるわけではありません。
ですがその分、家事も分担してくれる優しい旦那様でとても幸せだと彼女はいいます。
結婚相談所で派遣社員女性が
成功するためのコツ
非正規(派遣社員)が婚活を成功するためには、効率的な婚活サービスを選ぶことが重要です。
マッチングアプリや、恋活アプリでは年齢の確認のみで独身証明書などの提出が必要ないため、遊び目的や詐称独身男が多くおり、貴重な時間を無駄にします。
この点、結婚相談所であれば、本人確認や独身証明書が必須なので、安心して会うことができます。
さらに結婚相談所を選ぶときに大事なのが、あなたが求めるスペックの男性が会員として多くいる相談所です。
ハイスペックな男性会員がいることをアピールする相談所もあれば、カウンセラーのサポートの質が高く成婚率が高いことを全面に出す相談所もあります。
あなたの年齢や婚活スペックに合わせて、相談所を選ぶことが成功する第一歩という訳です。
日本の未婚化、少子化はもう誰にも止められません。
でもあなたの努力で、少し改善するかも知れません。