結婚相談所にはいろいろなルールがありますが、その1つに「3ヵ月ルール」というのがあります。
これはお見合いをしてから3ヵ月以内に、その男性と結婚を前提とした「真剣交際」に入るか「さよなら」をするか決めなければならないというルール。
たった3ヵ月で決められないという女性はたくさんいます。
では逆に3ヵ月で成婚した人たちは本当に好きになっていたのでしょうか?
今回は多くの結婚相談所にある「3ヵ月ルール」について考察していきましょう。
7年間の婚活期間を経て、50歳目前で年下女性との「年の差婚」を実現しました。
このブログでは日々婚活アドバイザーとして勉強しながら、ハイスペックでなくても、努力次第で幸せな結婚ができることを、自分の経験を通して伝えるため立ち上げました。
お見合い3ヶ月ルール~結婚は昔から好きな人とするものではない!
結婚相談所にはいろいろなルールがありますが、その1つに「3ヵ月ルール」というのがあります。
これはお見合いをしてから3ヵ月以内に、その男性と結婚を前提とした「真剣交際」に入るか、「さよなら」をするか決めなければならないというルール。
たった3ヵ月で残りの人生を共にする男性かどうかを見定める必要があるのですが、もちろんこんな短い期間で決められないという女性はたくさんいます。
逆に3ヵ月で男性を見定めるにはどうすれば良いのでしょうか?
結論からいうと3ヵ月で確実に相手を見定めることなど不可能です。
ですが考えてみてください。
どうしてこんなにたくさんの男女が実際に結婚相談所で結婚しているのでしょうか?
それを知るためには結婚相談所において3ヵ月で成婚するための、事前に知っておきたい考え方のコツがあります。
今回は結婚相談所にある「3ヵ月ルール」について考察していきましょう。
お見合い3ヵ月ルールはなぜあるのか?
結婚相談所にある3ヵ月ルールはなぜあるのでしょう。
それは日常での出会いやマッチングアプリと違い、結婚相談所では「結婚相手」に限定して相手を探していることがあげられます。
だからこそ効率良く結婚相手が探せることがメリットなワケですが、裏を返せば結婚相手を探す場所なので、あなたがいつまでも結婚を決めかねていると、相手男性は無駄な時間を過ごすことになります。
例えばアラフォー(36歳以降)の貴重な1年を結婚相談所で無駄に過ごすことは、会費などの負担もかかり男性にとってはとにかく不安な時間でしかありません。
ましてや男性はプライドが高いのであなたがいつまでも結婚を決めかねて煮えきらない態度だと、仮交際している他の女性と真剣交際に入ってしまい、あなたには交際終了が来ることもあります。
あなたが男性の背中を押すことで違う女性と結婚する・・・そんな嫌なキューピッドになんか、なりたくないですよね?
それにあなただって良い男性を見つけて、1日も早く成婚退会したいはずです。
昔はお見合い結婚が当たり前、恋愛感情は二の次
恋愛結婚では平均3年程度付き合って、結婚に至るカップルが多いことが分っています。
3年付き合っていれば相手男性の良いところも、悪いところも熟知できていることでしょう。
しかし、結婚相談所での出会いはそんな悠長なことを言っていられないことは先述した通りです。
だからといって今からあなたが3ヶ月ルールのない、マッチングアプリや日常での出会いに期待をしたとしましょう。
日常生活やマッチングアプリで会う男性はヤリモクなどの遊び目的や既婚オヤジが一定数含まれ、さらには男性の年収も分らない(詐称しているかもしれない)まま付き合うことになります。
それに比べて結婚相談所であれば遊び目的はほとんどいませんし、「独身証明書」が必須なので既婚オヤジではないこと、さらには男性に「収入証明」や医師であれば「医師免許提出」が必須な相談所が多く、年収を詐称していることもありません。
これを考えると結婚相談所がいかに安心率の高い出会いであるかが分かります。
次に、結婚を「好きな人」とするものだと思っているアラフォー女性がいるようです。
残念ながら婚活市場においてそれは幻想(イリュージョン)です。
結婚相談所で成婚した女性の結婚の決め手となった理由の1位は「性格が良さそう」、2位が「価値観が一緒」、3位は「収入が安定している」となっており「好き」とか「好きになった」とかではないのです。
ようするに出会って「ビビビッときた」なんてカップルはほぼいません。
それにも関わらず30代後半女性の意識調査の結果では、半数の人が「運命の出会い」を信じる傾向にあります。
なんと30代後半になっても、白馬の王子様を51.2%の女性が信じているのです。
ちなみに昭和初期には約7割もの夫婦が「お見合い結婚」でしたが、現代ではお見合いの代わりとして「結婚相談所」に置き換わったと考えることができます。
「お見合い結婚」でも「結婚相談所」の場合でも共通しているのは、第三者の力を借りて結婚しているということです。
お見合いですから一目惚れなんてのはそうそうなく、7割の男女は「好きな人と結婚する」なんてことはなかったのです。
そう、好きになった人と結婚できるなんて人は昔から少数派で、それは今でも変わらないというワケです。
ところで、あなたのご両親は恋愛結婚ですか?
それとも、お見合い結婚でしょうか?
お見合い結婚だったとしても、子供であるあなたは両親がお見合い結婚であることを、何か引け目に感じたことがありますか?
もちろん好きな人と結婚できるのが理想なのは否定しませんが、そこに囚われていると気付けば50歳を超えてしまい、一生未婚でいることになります。
結論、結婚相談所で会う男性はあなたがインスピレーションで「悪くない」と思ったら、減点方式ではなく加点方式で相手を見てあげましょう。
出会ったときでなく、結婚してからお互いを好きになり恋愛していく—。
結婚相談所では、これが正解なのです。
どうしても3ヶ月で決められないあなたには3ヶ月ルールのない、オンライン結婚相談所「エン婚活エージェント」が良いかも知れません。
そのかわり成婚できた人の平均期間は1年以内の成婚が80%と、3ヶ月ルールがある相談所より長くなっています。
オンラインのためリーズナブルな料金ですが、専任アドバイザーとの電話面談などサポートがあるのが特徴です。
最後にひとつ安心できるデータを。
厚生労働省の統計では2021年の離婚件数は18万4884組となっており、日本では結婚した夫婦の実に約30%(3組に1組)が離婚していることになります。
引用:厚生労働省 令和3年(2021)人口動態統計(確定数)の概況
そのうち、恋愛結婚で結婚した夫婦の離婚率は30%~40%。
そして気になるのが結婚相談所で結婚した夫婦の離婚率。
なんと10%。
恋愛結婚に比べると、結婚相談所での結婚の方が3分の1以下で圧倒的に離婚が少ないのです。
日本の未婚率、少子高齢化はもう誰にも止められません。
でも、あなたがいましている努力で、少し改善するかも知れません。
春はもうすぐ!