【調査してみた!】結婚相談所の成婚率ランキング2024

結婚を真剣に考える人にとって、結婚相談所の選択は重要なステップです。

せっかく結婚相談所に入会するのなら、当たり前ですが成婚退会したいですよね。

そのため結婚相談所を選ぶとき【成婚率】を重視する人はとても多いのではないでしょうか。

ですが結婚相談所が公表している成婚率は、一見すると信頼できる指標のようですが、実はこれを鵜呑みにしてしまうと致命的な誤解を招くことがあります。

実際のところ、この数値は様々な要因に影響を受け、単純なランキングとして比較してもまったく意味がない場合も少なくありません。

本記事では、結婚相談所が密かに隠している真実について迫り、その成婚率の裏側にあるカラクリを解説します。

  • ここで扱っている数値は、当サイトにて独自調査した結果です。
    確実に当たっているとは断定できないことをご承知の上お読みください。
    なお、計算方法などに間違いなどがありましたら、検証の上、修正いたしますのでご一報いただけますと幸いです。
この記事を書いた人
ゆうき

7年間の婚活期間を経て、50歳目前で年下女性との「年の差婚」を実現しました。

このブログでは日々婚活アドバイザーとして勉強しながら、ハイスペックでなくても、努力次第で幸せな結婚ができることを、自分の経験を通して伝えるため立ち上げました。

三木さん

結婚相談所に入るならやっぱり成婚率の高いところが良いのかな?

ゆうき

成婚率なんて比較しても意味ないよ

三木さん

え?ホント!

目次

【調査してみた!】結婚相談所の成婚率ランキング2024

結婚か 独身か

入会金や月会費など高い費用をかけてせっかく結婚相談所で活動するのなら、当たり前ですが成婚退会したいですよね?

そのため結婚相談所を選ぶときに【成婚率】を重視する人はとても多いのではないでしょうか。

ですがこの【成婚率】。

それぞれの結婚相談所が自主的に公表している数値は、比較してもまったく意味がないって知っていますか?

ボク自身、結婚相談所で結婚したのですから、決して結婚相談所の否定派という訳ではありません。

むしろ肯定派で一番おすすめの婚活方法は結婚相談所だと考えています。

しかし結婚相談所が公表している成婚率は算出方法がバラバラで、ヒドイ相談所になると法令違反までして数字を上げようとしているようです。

これでは入会を検討する人は正しく相談所を選ぶことができません。

この記事では結婚相談所が知られたくない不都合な真実について解説していきます。

大手結婚相談所の【成婚率】は?

まずはそれぞれの結婚相談所のホームページを参照し、成婚率を公表している相談所をランキングで一覧にしてみました。

本記事では以下の5社で比較しました。

●結婚相談所が公表している成婚率

1位:90%
アスマリ(仲人型)

2位:54.5%
IBJメンバーズ(仲人型)

3位:52.6%
フィオーレ(仲人型)

4位:27.0%
パートナーエージェント(仲人型)
エン婚活エージェント(オンライン型)

2024年5月当サイト調べ

店舗があり対面でのサポートがある仲人型の結婚相談所4社と、格安なオンライン型の結婚相談所1社となります。

三木さん

これを見るとアスマリが圧倒的に成婚率が高いね

アスマリの成婚率について
※ここを押すと開きます

結婚相談所「アスマリ」の成婚率についてですが、同社のホームページで調べたところ、サイト内で成婚率の数値が87%と記載されているページと、90%と記載されているページが混在しており、どちらが正しいのか分かりませんでした。

2024年5月調べ

単に更新忘れなのか調査時期などによる違いなのか、どのような理由があるのかは分かりません。

なお、本記事では90%の方を採用しました。

経済産業省の「結婚相談所全体」の成婚率:10%(男性は8%)

参考として「経済産業省」が発表している成婚率もここに載せたので説明しておきましょう。

経済産業省が調査した結果、結婚相談所全体の成婚率は10%(男性は8%)だったことが分かっています。

採用した算出方法は【成婚者 ÷ 会員数

これで分かるのは入会した人で成婚して退会した人の割合】です。

おそらくこの算出方法が一般の人が想像する「成婚率」に一番近いのではないでしょうか。

でも不思議に思いません?

だって「経済産業省」が調べた「結婚相談所全体」の成婚率はたった「10%」で会員の10人に1人しか結婚できていません。

なのに、ここに並んでいる結婚相談所は90%や50%台とずいぶんと優秀な数字ですよね。

このブログ記事を読んでいるあなたはこう思ったかも知れません。

どうせブログ管理人が優秀な相談所だけピックアップしたんじゃないの?

いいえ、それは違います。

今回取り上げた結婚相談所は「経済産業省」が調べた対象にも含まれている、数字を大きく左右する大手結婚相談所ばかりなのです。

ではこの矛盾はどうして起こるのでしょうか?

それを知るために次は、各相談所の成婚率の計算方法を見ていきましょう。

暴露1、結婚相談所IBJの公表成婚率は・・・?

その成婚率、本当?

あなたは「成婚率」と聞いて、どのような数値だと思っていますか?

そんなの「結婚相談所の会員になった人で、結婚できた人の割合」でしょ?

そう思ったあなたは残念ながら正しいとはいえません。
なぜならそうでない結婚相談所が多いからです。

どういうことなのか説明するため、まず各結婚相談所の「成婚率の算出方法」を見てみましょう。

結婚相談所名成婚率 算出方法成婚率
アスマリ成婚退会者 ÷ 2020年度の全退会者90.0%
IBJメンバーズ成婚退会者 ÷ 全退会者54.5%
フィオーレ12年間の成婚退会者数 ÷ 全退会者数52.6%
パートナーエージェント年間成婚退会者 ÷ 年間平均在籍会員数27.0%
エン婚活エージェント年間成婚退会者数 ÷ 毎月の平均活動会員数27.0%
参考:経済産業省採用成婚者 ÷ 会員数10.0%
大手結婚相談所が公開している「成婚率」

アスマリ・IBJメンバーズ・フィオーレの成婚率算出方法

アスマリ・IBJメンバーズ・フィオーレの成婚率算出方法は【成婚退会者 ÷ 全退会者】。

フィオーレが他の2社と違うのは「12年間」の累計であることくらいです。

この計算方法で分かるのは【退会した人の中で成婚して退会した人の割合】です。

例:1年間で相談所を退会した人が100名だった。そのうち90名が成婚での退会だった。

この例の場合、成婚率は90%。

この計算方法であれば、入会して会員が何名増えようと成婚率には影響しません。

結婚できない会員をずっと会員でいさせることさえできれば、相談所の成婚率は下がらないことになります。

この3社のホームページを見ていると共通していることがあります。

それは「1年婚活」や「会員期間は1年のみ」「会員活動権利期間は12ヶ月」などと、1年間のみを正規の月額料金がかかる会員としていることです。

1年経過後は追加費用がかからず会員でいられるが、自分でシステムを検索して相手を探すことができるだけで、基本的にアドバイザーのサポートがない相談所もあるのです。

このようなシステムの場合、1年過ぎても結婚相手が見つからなければ、負担も少ないのでそのままずっと退会しないでいる会員も多いのではないかと推察します。

結婚相談所にすればもらえる月会費は少ないですが、会員でいてくれれば成婚率には傷が付かないことになります。

そしてもしその会員が成婚退会することになれば、成婚率も上がり成婚料も発生するのです。

三木さん

え?こんなのズルいよ!

パートナーエージェント・エン婚活エージェントの成婚率算出方法

パートナーエージェントエン婚活エージェントの成婚率算出方法は【年間成婚退会者 ÷ 年間平均在籍会員数

これで分かるのは【一定期間の全会員の中でどれくらいの人が成婚しているか】です。

例:年間平均100名の会員が在籍している。その中で27名が成婚している。

この例の場合の成婚率は27%。

パートナーエージェントでは一定期間が1年間の平均、エン婚活エージェントでは毎月の平均となっていますが、どちらも大きな差異はないでしょう。

この算出方法は「経済産業省」が採用している調査方法と近く、一般の人が考える【成婚率】に一番近いのではないでしょうか。

ゆうき

この計算方法で成婚率が高い相談所が、一番オススメってことになる!


このように成婚率は各社が公表している数値は、算出方法が異なるため比較することができません。

どこの結婚相談所もホームページを見ると成婚率が「No.1」だの「業界トップクラス」と謳っていますが、他社が採用していない算出方法を使えば、ある程度数字がコントロールができてしまうのです。

しかも相談所によっては算出方法が詳しく記載されていなかったり、なぜか何年も前のデータで算出している相談所もあるのです。

暴露!【成婚率】の定義が違う

「成婚」の定義

次にあなたは結婚相談所がいうところの【成婚】ってなんだか分かりますか?

もしかして「結婚相談所が紹介した人と結婚して退会すること」なんて思ってませんか?

実は「成婚」も相談所によって定義がバラバラなのです。

スクロールできます
結婚相談所名成婚の定義成婚料
アスマリ

プロポーズをして結婚を約束したタイミング
22万円
IBJメンバーズ22万円
フィオーレ~11万円
パートナーエージェント交際中のお二人が結婚の意思を固めて婚活を終了すること5.5万円
エン婚活エージェント結婚を視野に入れて真剣なお付き合いをしていくことを決めた状態0円

これを見ると分かるように成婚の定義で違うのは、男性からの「プロポーズ」があるかないかです。

プロポーズなんてなくても二人が結婚を前提にお付き合いを開始したのならそれで良いのでは?と考える人もいるかも知れません。

しかし結婚には意外と超えなければいけないハードルがあり、男性からプロポーズがあって承諾することで女性は安心して成婚退会することができます。

ですのでIBJ系列のように「プロポーズ」があることはとても大事。

また成婚料が発生する相談所は「プロポーズ成功」 = 「成婚」というところが多いようです。

今回調べた5社にはありませんでしたが、真剣交際を開始したら「成婚」と見なす相談所もあります。

これなら成婚率を高くすることができますが、そのあと二人が結婚しているとは限らないので注意が必要です。

【成婚率】は重要視すべきか?

結論からいうと、成婚者 ÷ 会員数での成婚率を重要視するのがオススメです。

比較した5社でいうと成婚率27%で最下位だった「パートナーエージェント」「エン婚活エージェント」が本当は一番高い成婚率ということになりました。

成婚率業界No.1を掲げる「パートナーエージェント」とそれに追従する、オンライン結婚相談所の「エン婚活エージェント」

ボクの調べた結果では紛れもない意味での成婚率No.1はこの2社であり、結婚相談所の最高峰だと考えます。

偶然にもこの2つの相談所はまったく違う分類の結婚相談所です。

パートナーエージェント」は全国に店舗があり、対面での手厚いサポートがある仲人型の結婚相談所。

エン婚活エージェント」はオンライン型のメリットである料金がリーズナブルなのに、店舗型に負けないサポートが人気の新しいタイプの結婚相談所です。

まとめ-成婚率を気にした方が良い相談所 気にしない方が良い相談所

marry me?

小さな結婚相談所で自社会員数が少ないところは、その分サポートが手厚く成婚率も高くなります。

逆に今回比較した5社のような大手は「経済産業省」が採用している調査方法では高い成婚率を維持するのはとても難しいでしょう。

そのため3社は数字の見栄えが良くなる算出方法で成婚率を表示していると推察します。

婚活パーティや最近活気づいているマッチングアプリと比較しても、結婚相談所はいまのところ1番結婚ができるといわれていますが、たしかにこれは事実でしょう。

とくにアラフォー(35歳)以降になると、その傾向はさらに強く参加できる婚活パーティが少なくなり、マッチングアプリでは若いライバルとの戦いで疲弊していきます。

あなたがまだ結婚相談所を経験したことがないのなら、まずは費用も手頃なオンライン結婚相談所から初めましょう。

ボクと同じように自分には対面でのサポートが必要だと思うのであれば「パートナーエージェント」で成婚コンシェルジュに相談することをオススメします。

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