近年、人生100年時代と言われるようになり、60代での婚活が珍しくなくなってきました。
定年退職を迎え、子育てもひと段落し、「これからの人生を誰かと共に歩みたい」と考える男性が増えています。
しかし、現実は甘くありません。
60代男性の婚活には、若い世代とは異なる課題や現実が存在します。
本記事では、60代男性の婚活事情、直面する現実、成功のためのポイントについて詳しく解説します。

7年間の婚活期間を経て、50歳目前で年下女性との「年の差婚」を実現しました。
このブログでは日々婚活アドバイザーとして勉強しながら、ハイスペックでなくても、努力次第で幸せな結婚ができることを、自分の経験を通して伝えるため立ち上げました。
60代男性の婚活事情

婚活を始めるきっかけ
60代で婚活を始めるきっかけは人それぞれですが、主に以下のような理由が挙げられます。
- 配偶者との死別・離婚
- 子どもの独立による孤独感
- 老後の生活への不安
- 新しいパートナーと充実した人生を送りたい
これらの理由から、再婚や事実婚、パートナーシップを求める男性が増加しています。
利用される婚活サービス
60代男性が利用する主な婚活サービスは以下の通りです。
- 結婚相談所
- 婚活パーティー(シニア向け)
- マッチングアプリ(シニア向けも増加中)
- 地域のサークルやイベント
インターネットやスマートフォンの普及により、オンラインでの出会いも一般的になっています。
60代男性が直面する現実

年齢によるハードル
60代男性の婚活で最も大きな壁となるのが「年齢」です。
多くの女性は同年代か年下を希望しますが、60代男性が希望する相手は40代後半~50代前半の女性が多い傾向にあります。
この「年齢差」のミスマッチが、出会いの機会を狭めているのが現実です。
経済力への期待と現実
60代男性は「経済的に安定している」と見られがちですが、実際は退職後の年金生活や、貯蓄の不安を抱えている方も少なくありません。
女性側は「老後の安心」を求める一方、男性側は「経済的な負担を背負いたくない」と考えるケースもあり、価値観のすれ違いが生じやすいのです。
健康問題と将来への不安
健康面も大きな課題です。
60代になると持病や体力の衰えが気になり始めます。
女性側も「介護要員になりたくない」という思いを持つ方が多く、健康状態が婚活の成否を大きく左右します。
子どもや家族の理解
再婚を考える場合、子どもや親族の理解が必要です。
特に財産分与や相続問題が絡むと、家族の反対に遭うことも珍しくありません。
「自分の幸せ」と「家族の理解」のバランスを取ることが求められます。
60代男性が婚活で成功するためのポイント

現実的な条件設定
理想を追い求めすぎず、現実的な条件で相手を探すことが大切です。
年齢差にこだわりすぎず、同年代や年上の女性にも目を向けてみましょう。
年齢や容姿、過去の経歴などにこだわりすぎず、広い心で相手を受け入れる姿勢を持つことが大切です。
特に「年下でなければ嫌」「若い女性がいい」といった希望を前面に出すと、相手に敬遠される原因になります。
プロフィールにも「年齢や容姿にはこだわりません」と記載するなど、懐の深さをアピールしましょう。
また、相手に求める条件を「一緒にいて心地よいか」「価値観が合うか」といった本質的な部分にシフトすることも重要です。
自分磨きと健康管理
見た目や健康状態は婚活において大きな武器になります。
気持ちを若く保ち、年寄りじみた発言や卑下する態度は避けましょう。
「気持ちだけは若いです!」と前向きな姿勢を見せることで、明るくポジティブな印象を与えます。
清潔感のある服装や身だしなみを心がけ、定期的な運動や食生活の改善で健康を維持しましょう。
元気で前向きな印象は、相手に安心感を与えます。
過去より未来を語る
過去の結婚や生活の話にこだわりすぎるのはNGです。
再婚や死別の経験がある場合でも、前妻や過去の家庭の話をしすぎると、相手に「過去を引きずっている」と思われてしまいます。
これからの人生をどう過ごしたいか、将来のビジョンを語ることが好印象につながります。
コミュニケーション力を磨く
60代になると、長年の生活習慣や価値観が固定されがちです。
しかし、婚活では柔軟な考え方や、相手の話に耳を傾ける姿勢が求められます。
自分の過去や自慢話ばかりせず、相手に興味を持ち、共感することを心がけましょう。
経済状況をオープンに
経済的なことはデリケートな話題ですが、将来を共にする相手には正直に伝えることが大切です。
無理をして見栄を張るよりも、現実的な生活設計を話し合える関係を築きましょう。
家族との関係を大切に
家族の理解を得るためには、誠実に自分の気持ちを伝えることが必要です。
特に子どもがいる場合は、相手の女性にも配慮しながら、円満な関係を築く努力をしましょう。
60代婚活の成功事例

実際に60代で婚活に成功した男性の事例を紹介します。
事例1:再婚で新たなパートナーと趣味を満喫
定年退職後、妻に先立たれたAさん(65歳)は、趣味の登山サークルで出会った女性と意気投合。
お互いの価値観や生活リズムが合い、再婚。
現在は二人で全国の山を巡る生活を楽しんでいます。
事例2:結婚相談所で出会い、事実婚を選択
離婚歴のあるBさん(62歳)は、結婚相談所で知り合った同年代の女性と交際開始。
お互いの子どもや財産の問題を考慮し、籍は入れずに事実婚という形でパートナーシップを築いています。
まとめ

60代男性の婚活は、若い世代とは異なる現実や課題が多く存在します。
しかし、現実を受け入れ、柔軟な考え方と誠実な姿勢で臨めば、新たなパートナーと充実した人生を歩むことは十分可能です。
「年齢だから」と諦めず、自分らしく前向きに婚活に取り組んでみてはいかがでしょうか。
最後に
60代での婚活は、人生の再スタートです。
これまでの経験や知識を活かしながら、自分にとって本当に大切なものを見つめ直す良い機会でもあります。
新たな出会いが、あなたの人生に彩りを添えてくれることを願っています。
50代以降専用のマッチングサービス「ハハロル」は月3,000円代で安心の出逢いが楽しめます。
